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タブレットを子供に渡すかどうかがネット上で議論になっている。
タブレットについて書いてみよう。
タブレットやスマートフォンを子供に渡すのは問題ないが、
ゲームを一日中やり続けるのは問題だと思う。
いろんな意見があるだろうが事実として、
同じ年齢の人間でも自分で律してゲームの時間を自己管理できる人
とできない人がいる。
子供の場合、自己管理できる子は大人に比べると少ない。
また、スマホゲームなどで毎日プレイしたほうが有利になるなど、
昔はなかったネットゲーム特有の依存しやすい仕組みもある。
昔のドラクエやらスーパーマリオなどのゲームは
今のゲームと比べると終わりがあるので
永遠に依存というのはほぼなかったかと思う。
極端な例だがサピ講師のときに
ゲーム依存症になって学校も不登校になりサピにも通えなくなり、
専門機関でゲーム依存症の治療をしたお子さんがいたのが忘れられない。
その子は6年生の半ばで良くなりそうな話を聞き、
安堵したのを憶えている。
我が子もかなりゲーム依存症になりやすいタイプの小学生男子だった。
何度も言うが
同じ年齢でもゲームをする時間を自己管理できる人間とできない人間はいる。
息子はできない方だった。
親がやめさせないと毎日起きている間ずっとゲームをしてしまう。
しかたないので任天堂スイッチはアプリで管理し、
タブレットは隠すことにした。
それで子供も納得してしばらくはうまくいっていたのだが、
コロナで少し事情が変わってしまった。
小学校がタブレットを配布したのだ。
長男は学校から帰ると学校のタブレットをずっと使い続けた。
家のタブレットのときと違ったのはネットゲームをするのではなく、
プログラミングアプリでゲームを自分でつくっていたことだ。
これには少し感心した。
タブレットでもスマホでもアプリを制限できればそんなに悪いものではない。
ただし、ご飯の時間になってもタブレットを触るのをやめずに
母親に悪態をつくのは良くない。
これをいけないことだと教育するのが親の役目なのだろう。
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いろいろな育児書を読み、
「自然(植物・動物)に触れさせる」「NHK Eテレの番組を見せる」など、
ひと通り長男の幼少期に実行してきたが、
長男はほんの少し興味を示すだけで、
本当に目を輝かすのは後にも先にもテレビゲームをするときだけ。
思い出してみれば、
サピックス小学部α123コースの子供たちでも
勉強自体を面白いと思ってやっている子は
ほとんどいなかったと思う。
昆虫を飼っている子なんて皆無で、
ひとつ下のブロックの子の中に1人いるぐらい。
それも実は志望校が慶應だったりして、
保護者が好きになるよう飼っている
と考えられる家庭であることが多かった。
慶應普通部や慶應中等部で生物分野、特に身近な植物・動物関連の出題
が多いことを知った保護者が子供のために飼っているのだろう。
確かに、昆虫を飼育している子供は
昆虫についての知識の問題についてよく解けたと思う。
ただ、生物全般に強くなったかといえば、
そうではなったと思う。
ここで気づくのが、
親が「子供に勉強を面白いと思ってほしい」と考えるのは、
「子供に良い成績をとってほしい」からであることだ。
もっといえば、「良い成績をとって難関学校に入ってほしい」から
と言えるのではないか。
もちろんそう思うことは子供の幸せを考えてのことだから、
悪いことではない。
ただ、潜在意識にはそういう思いがあると分かれば、
親も悩む必要がないと気付けるのではないか。
私のサピックス指導13年の経験からしても
勉強を面白いと思って取り組んでいく子はトップレベルの子でも少ない。
もし、自分の子の学習姿勢や成績に不満があるとしても
それは「勉強を面白いと思えない」ことが理由ではないのである。
6年生の夏からはテレビゲームを封印した苦しい中学受験が終わり、
いわゆる難関校に入学した長男が
目を輝かせてテレビゲームをしている姿を見てこう思う。
周りがいくら何かを面白いと思ってもらおうと画策したとしても、
本人の趣向を変えることは難しいし、
それはやはり本人の特性に従って決まる。
まさにそれが自然だからである。
息子には医者を目指してもらいたいと思い、
幼いころから色々ささやいてきた甲斐があって、
幼稚園のときの七夕の短冊には
「びょういんのせんせいになりたい」
と書いていた長男は小学校の卒業文集に
「僕の夢はたくさんの人が面白いと思うゲームをつくる
ゲームクリエイターになること」
と書いた。
もう将来の目標については本人に委ねるしかないと思い至った。
ただこんなことも書いていた。
「こんなに面白いと思えるゲームを買ってくれた両親にとても感謝している」
中学校入学から1週間が過ぎ、
中学校課程の授業が始まったようだ。
長男は相変わらずテレビゲームをしているときは目を輝かせている。
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